最終更新日:2025/2/25

火災保険はネット型と代理店型のどちらがおすすめ?それぞれの特徴や選び方とは

火災保険には好きな時に自分で選べるネット型と、担当者からの提案や手厚いサポートを受けられる代理店型があります。価格の違い、サポート体制の違いなど、さまざまな特徴があります。違いを知って納得のいく火災保険を選びましょう。

1.火災保険にはネット型と代理店型の2種類ある

火災保険には、ネット型と代理店型の2種類があります。

すでに火災保険に加入している方は、わざわざ火災保険の代理店に足を運ぶよりも、不動産会社や住宅ローンを契約した銀行などを通じて、火災保険に加入した方が多いのではないでしょうか。日常的に購入する食料品などと違って、火災保険は多くの方にとってあまり馴染みがなく、どのように選んだらいいのかわかりませんし、相場についての感覚も持ちにくいでしょう。
最近では、インターネット経由で火災保険に加入する方が増えています。以前からテレビCMなどを通じてネット型火災保険の認知度が上がっていることもあり、代理店を通さずに、自分のペースで納得して火災保険を選びたい方にネット型火災保険が支持されています。
これから火災保険の加入や見直しを考えている方は、代理店型とネット型の火災保険のメリットやデメリットを理解して、自分に合った火災保険を選びましょう。

2.ネット型火災保険の特徴

ネット型の火災保険とは、パソコンやスマートフォンを使って、個人が代理店を通さず直接加入できる火災保険です。ダイレクト型の火災保険とも呼ばれます。その特徴や、メリット・デメリットを解説します。

ネット型火災保険のメリット

ネット型火災保険には、(1)24時間好きなタイミングで加入できる、(2)保険料が抑えられる、(3)補償内容がシンプルでわかりやすい、などの特徴があります。

(1)24時間好きなタイミングで加入ができる

ネット型火災保険は、パソコンやスマートフォン等とインターネット環境があれば、いつでもどこからでも自分の好きなタイミングで加入できます。

代理店型の場合、店舗に足を運び、担当者から説明を受けて商品を選び契約するためまとまった時間が必要になり、日程調整をして時間を確保しなければいけません。不動産や住宅ローンの契約と同時に火災保険の契約まで済ませればこうした時間調整は必要ありませんが、契約と同じタイミングで加入すると火災保険の補償内容を比較検討するところまで、十分な意識を向けにくくなります。

時間を取りにくい方や、自分の好きなタイミングで情報収集しながら加入したい方にはネット型の火災保険がおすすめです。

(2)保険料が抑えられる

ネット型火災保険では、ご自身でインターネットから情報を集めて契約手続きまで行うため、代理店型のような営業コストがかかりません。事務手続きにかかるコストも大幅に圧縮でき、その分だけ保険料を抑えることができます。

自分に必要な補償内容を選べる

豊富な補償内容から自分に必要な補償だけを選べます。不要な補償にお金をかけずに済むことで保険料の節約につながります。

(3)補償内容がシンプルでわかりやすい

ネット型火災保険は、担当者の説明無しでも加入できるように補償がシンプルでわかりやすくなっています。基本補償や特約ごとに補償内容と価格が表示され、合計額を確認しながら自分で必要な補償を選べる工夫がされています。代理店型保険の場合、短時間で選べるように複数の補償がセットされたパッケージ商品から選ぶことが多くなっています。

補償内容は代理店型と変わらない

ネット型だから、代理店型だからといって、補償内容や商品に大きな違いはありません。価格や商品の見せ方に違いはあっても、基本的な商品性は変わらないと思っていいでしょう。ただし、取扱商品やプランは、保険会社ごとに異なります。たとえば、SOMPOダイレクトの「じぶんでえらべる火災保険」では、破損・汚損損害等の補償特約の取扱いはありません。必要な補償があるか、各社の保険の詳細を確認してから加入しましょう。

ネット型火災保険のデメリット

ネット型火災保険には、(1)代理店型と比べて手厚いサポートを期待できない、(2)手続きを自分で進める必要がある、などの注意点があります。

(1)代理店型と比べて手厚いサポートを期待できない

ネット型火災保険は、自分で補償を選んで加入します。担当者におすすめの火災保険を選んでほしい、お勧めされた火災保険に加入したい方にとっては、自分で選ぶことを負担に感じるかもしれません。また、代理店型の火災保険の場合、更新時期やくらしの変化に合わせて、見直しの提案が来ることもあるでしょう。ネット型火災保険でもメールや郵便で必要な連絡は来ますが、担当者からの手厚いサポートを受けたい方には、物足りなく感じる可能性があります。ただ、ネット型火災保険にも相談窓口があるため、保険選びで相談したいことがあれば、チャット、メール、電話など多様な方法で相談ができます。

(2)手続きをすべて自分で進める必要がある

ネット型火災保険の場合、加入時には自分で保険商品を比較し、加入後は補償の見直しや保険金請求・住所変更等の事務手続きを契約者自身で行う必要があります。補償内容の詳細や専門用語の意味を自身で読み解くため、契約内容の確認や理解が不十分なまま加入をすると、「保険金を請求したら補償の対象ではなかった」「補償に該当すると知らなくて保険金を請求しなかった」などのことが起きかねません。火災保険に加入するときには、補償内容をよく理解してから手続きしましょう。
ただし、保険金の請求など緊急時のサポートは、ネット型でも電話で24時間365日相談できる体制が整っていることも多いです。保険会社によってはチャットボットやLINEの窓口などが用意されている場合もあるため、加入している会社のサービスを確認のうえ状況に応じて使い分けるといいでしょう。

3.代理店型火災保険の特徴

代理店型の火災保険には、不動産会社や金融機関が販売窓口となっている場合もありますし、多くの保険商品を扱う保険代理店が火災保険も併せて扱っている場合もあります。代理店のスタイルによっても異なりますが、ここでは、担当者のいる代理店型火災保険の大まかな特徴を解説します。

代理店型火災保険のメリット

代理店型火災保険のメリットは、(1)お勧めの保険プランを提案してもらえる、(2)契約後のサポートが充実している、(3)生命保険や自動車保険に限らず他の保険商品についてもも相談できる場合がある、などがあげられます。

(1)お勧めの保険プランを提案してもらえる

代理店型火災保険の場合、担当者からおすすめの補償を提案してもらえます。加入目的や予算、家族構成などの状況に合わせた補償を提案してもらえるため、選択肢が絞り込まれて火災保険の知識がない方でも選びやすいでしょう。

(2)契約後のサポートが充実している

代理店型火災保険では、営業担当者に直接相談できる点で安心感が得られます。保険契約の見直しや解約、事故発生時の保険会社への連絡、さらには保険金請求手続きについても、信頼できる担当者がいれば、より安心できるでしょう。

(3)生命保険や自動車保険に限らず他の保険商品についても相談できる場合がある

火災保険の代理店にもさまざまな種類がありますが、生命保険や損害保険など幅広い保険を取り扱っている代理店の場合には、火災保険の相談と一緒に、自動車保険や生命保険の見直し相談ができる場合があります。さまざまな保険をまとめて相談できる便利さがあります。

代理店型火災保険のデメリット

代理店型火災保険のデメリットには、(1)申込みなどの手続きを対面で行う場合がある、(2)ネット型よりも保険料が割高になる傾向がある、(3)自分に合った代理店選びが必要、の3点があげられます。それぞれ詳しく解説します。

(1)申込みなどの手続きを対面で行う場合がある

オンライン会議が広まり、火災保険を扱う代理店でもリモートによる保険相談に対応するところが増えています。仕事で昼間は時間が作れない方や、子育てや介護などでまとまった時間を作るのが難しい方にとっては利便性が高まっています。

ただし、全ての代理店でリモート相談できるわけではありませんし、24時間いつでも相談できるわけではありません。契約手続きは書類のやり取りが必要になるため、対面による手続きを必須とする保険会社もあります。

(2)ネット型よりも保険料が割高になる傾向がある

代理店型の火災保険の場合、ネット型に比べると営業コストや事務手続きなどに多くの費用がかかります。その分、代理店型の火災保険は保険料が割高になる傾向があります。

火災保険の保険料は、継続的に支払うコストになります。保険料を少しでも抑えたいと思うなら、火災保険の比較や見直しを検討してみましょう。

(3)自分に合った代理店選びが必要

代理店で保険の相談ができるメリットは、自分に合った担当者がいて初めて享受できます。そもそも商品知識があまりない、顧客の都合を考えずに売りたい保険を勧めてくる、連絡してもいつも不在でつながらない、そんな担当者ではいる意味がありません。自分に合った代理店と担当者選びが大切です。

4.自分に合った火災保険を選ぶには?

自分に合った火災保険を選ぶには?

4.1. ネット型火災保険はこんな方におすすめ!

ネット型火災保険がおすすめなのは、自分で、無駄なく合理的に火災保険を選びたい方です。具体的には以下のような方に向いています。

(1)

火災保険の知識がある方、知識はないが理解しながら決めたい方

(2)

複数の火災保険を比較しながら選びたい方

(3)

自分にとって必要な補償だけを選びたい方

(4)

保険料を抑えたい方

(5)

自分のペースで保険を選びたい方

ネット型火災保険は代理店型と違い代理店を通さずに契約することで「営業コスト」が抑えられるため、その分保険料が安くなることが多いという大きな魅力があります。火災保険の知識がある方や、自分で比較・検討しながら十分な補償内容を選びたい方は、ネット型が向いているでしょう。

4.2. 代理店型はこんな方におすすめ!

代理店型火災保険が向いているのは、相談できる担当者が必要な方です。具体的には以下のような方が向いているでしょう。

(1)

火災保険の知識がない、詳しく知りたいとも思わない

(2)

お勧めされた中から手間なく選びたい

(3)

保険の加入から請求まで、担当者に何でも相談したい

火災保険に加入するすべての方が、火災保険に詳しくなりたいわけではないでしょう。自分にとって必要な補償をお勧めしてくれる担当者に任せたい方は、代理店型が向いているでしょう。

5.それぞれの特徴を理解して自分に合った火災保険を選ぼう

ネット型火災保険は、自分で納得して選びたい方、少しでも保険料を安くしたい方に向いています。代理店型の火災保険は、担当者のお勧めの中から選びたい方やサポートを受けたい方に向いています。自分に合った方法で、火災保険を備えておきましょう。

ネット型 代理店型
特徴 インターネット上で保険の見積りから契約手続きまで契約者自身が行う火災保険 商品説明から契約手続きまでを損害保険会社の代理店の営業担当者を介して行う火災保険
補償内容 自分に必要な補償だけを細かく選択できるカスタマイズ型の商品が多い 複数の補償がセットになっているパッケージ型の商品が多い
加入のタイミング 24時間好きなタイミングで加入が可能 契約は対面で行うことが多く、その場合、代理店の営業時間内に手続きが必要
サポート体制 加入手続きなどは契約者が自分で行う。
加入前後に相談できる窓口があるか、緊急時に24時間サポートが受けられるかなど、確認しておきたい
営業担当者のお勧めのプランから選んで加入するほか、見直しや更新の提案も受けられる。緊急時は担当者に連絡が可能
おすすめの方 ・保険料を抑えたい方
・火災保険の知識がある方
・必要な補償だけを納得して選びたい方
・加入時から契約後までサポートを受けたい方
・火災保険の知識がない方
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監修者プロフィール


氏家 祥美

氏家 祥美(うじいえ よしみ)

ハートマネー代表
ファイナンシャルプランナー/キャリアコンサルタント
2005年にFP会社設立に参画しFP相談を開始。2010年に独立してFP事務所ハートマネーを設立。「お金」「キャリア」「聴く力」を強みとして、その人らしい人生地図作りをサポート。子育て世代の貯める仕組み作りから、定年前後の世代まで幅広い相談実績を持ち、人生の転機をサポートしている。

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